自宅でのんびりするのも良いのですが、先日、ちょっと面白そうなセミナーを見つけたので早速参加してみました。自分の時間を自分だけの意志でコントロールできるのが、セミリタイアの一番の特権。
さて、参加したセミナーの会場で講師のお話が佳境に入りつつある頃、”リーン・リーン”という着信音が盛大に鳴り始めました。しかも、その音の発信源はなんと私のズボンのポケットにあるケータイ!
いやあ、焦りました。30人で満員になった部屋で鳴り響く着信音。講師のありがたいお話と、そして聴講者の皆さんの集中の邪魔をしてしまいました。慌てて電源を切ったものの、申し訳なさと恥ずかしさで冷や汗タラ~リ。
携帯電話はいつもマナーモードにしているので、着信があっても着信音が鳴ることは無いはずなのに。なぜ?
マナーモードでも、着信音を鳴らすことが出来る特別な着信なのだろうか?
どこかヤバイところから掛かってきた着信なのか??
ハッカー?
ケータイを乗っ取られた?
フェイク着信?
そういえば、電源を切る際に、画面には”フェイク着信”という表示が出ていました。
“フェイク着信”?
フェイク?
fake?
fake=ニセ?
ニセ着信??
???
悩んでいても仕方がないので、こういう時はネットで調べるのが一番。
調べてみるとありました。auの”フェイク着信”機能。発話ボタン等を長押しするとあたかも着信があったかのように着信音が鳴る機能とのこと。
私の場合、ポケットの中で、発話ボタンが押された状態になってしまって、フェイク着信機能が発動してしまったのでしょう。ただ、いつもは携帯電話はロックしているので、発話ボタンを長押ししたとしてもフェイク着信にはならないはずなのですが、この時はロックが解除された状態になっていたものと思われます。
そして、”フェイク着信”機能が発動すると、マナーモードだろうが関係なく、着信音が鳴ってしまう。しかもこの機能を解除することは出来ないようです。全く余計な機能を付けてくれたものです。
スマホ用にもフェイク着信と同等機能のアプリあり
フェイク着信機能が搭載されているのはauの一部のガラケーのようですが(ドコモのFシリーズにイミテーションコールという似たような機能があるらしい)、スマホの場合でも同様の機能を持つアプリがありました。
まあ、急いでいるときに”面倒な人”につかまって、話が延々と長引きそうな時、そんな時に話を中断するのに、この”フェイク着信”は使えるかもしれませんね。
セミリタイア生活ではそんな”面倒な人”と付き合わないといけない機会はあまり無さそうではありますが。