ちょっと前(6/5)になりますが、東洋経済ONLINEでこんな記事を見つけました。
82歳の日本人女性が「hinadan」というパズルゲームを開発
82歳の日本人女性である若宮正子氏が、アップルのアプリ開発言語Swiftを学び、5か月で「hinadan」というパズルゲームを完成させたとのこと。
その中で世界中の注目を集めたのが、82歳の日本人女性だった。
若宮正子氏は、2017年に入ってから、アップルのアプリ開発向け言語Swiftを学びはじめ、「hinadan」というパズルゲームを開発した。
~中略~
「現在のゲームは、若い人向けのものばかりとなっており、これからスマートフォンを学びたいシニア世代にちょうどよいタイトルがありませんでした。そのため、シニア世代のスマホ操作に配慮し、“若者に勝てる”ゲームを開発しようと思い、hinadanを開発しました」(若宮氏)
~中略~
若宮氏が「こんな大変なところに招いていただき光栄です」と話しかけると、クック氏は「あなたは、私たちにとって、とても勇気づけられる存在です」と応じ、hinadanアプリのデモを英語で披露する若宮氏に、クック氏が熱心に耳を傾ける様子が印象的だった。
いやあ、スゴイの一言ですね。80歳を超えてアプリを作ってしまうなんて。
自分は彼女より30歳以上若いはずですが、開発言語を勉強してアプリを作ろうなんていう、そんな発想自体がありませんでした。
その気になれば、そして継続する気力・体力があるならば、何歳になっても新しい事に挑戦し成果を上げられるということなのでしょう。
これは大変な人だなと、ネットで若宮さんのことを検索してみたら、実は結構有名な方だったようです。知らなかったのは私だけか?
あのTEDでも講演されていたということですね。これまたスゴイ。パソコンを使い始めたのは60歳からとか。
Excel Artでも有名
Excelを使って複雑な図案を描くExcel Artの世界では、以前から有名な方だったようです。
Microsoftのサイトでも作品が紹介されています。
彼女は、とても早期リタイアするようなタイプの人ではなく、生涯現役の方とお見受けしましたが、年齢を重ねても新しいことに挑戦する心の持ちようについては大いに参考にさせて頂きたいと思います。
「青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ (Youth is not a time of life; it is a state of mind) 」で始まるサミュエル・ウルマンの「青春 (Youth)」 という詩が久々に思い起こされました。