国民健康保険料を「モバイルレジ」で払ってみました

会社員を辞めると、それまで会社が肩代わりしてくれていた諸々の手続きや支払いを自分で行うことになります。このうち、国民年金保険料については、先の記事「国民年金保険料の支払いはPay-easyが便利ですよ」に書いた通り、Pay-easy(ペイジー)で支払いましたが、今度は国民健康保険料について。

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国民健康保険料の支払いはモバイルレジを利用

国民健康保険料「納付済通知書」に記載の納付場所を確認すると、金融機関や役所、コンビニの他には「モバイルレジ」と記されています(残念ながら、Pay-easyはありませんでした。納付場所については地方自治体ごとに異なると思いますので御確認ください)。

そもそもモバイルレジとは?

モバイルレジのウェブサイトによれば、

モバイルレジとは、請求書に印刷されたバーコードを携帯電話で読み取り、ネットバンキングを利用してお支払いができるサービスです。
コンビニや支払い窓口へでかけることなく、自宅で簡単にお支払いができます。

「いかなる支払いでも可能な限り自宅から一歩も出ないで支払う」という自分のポリシー?に従うと、当然ここはモバイルレジ一択ということになります。

ただ、モバイルレジを利用するにあたっては、以下の条件があります。

  1. スマホか携帯電話(フィーチャーフォン)に、モバイルレジのアプリをインストールしてあること
  2. 利用する金融機関でインターネットバンキング契約がしてあること

早速、スマホでモバイルレジのアプリをインストール。2については、日頃からインターネットバンキングは利用しているので問題なし。

その後の支払い手順の概略は以下の通りです。

  1. スマホでモバイルレジのアプリを起動
  2. アプリで納付済通知書に記載のバーコードを読取
  3. 読取後に、支払先や支払金額が表示されるので、間違いがないか確認
  4. 利用する金融機関を選択
  5. 選択した金融機関へ移動し、ログイン
  6. 払込口座を選択し、払込内容を確認
  7. 払込完了

この一連の作業に要した時間は1~2分ほどでした。

いやあ、Pay-easyよりもさらに簡単。梅雨明け前の蒸し暑い日に、銀行やコンビニに行かなくてすみました。

ということで、支払い作業自体は簡単で良かったのですが、デメリットが一つあります。

モバイルレジで領収書は発行されません

それは、領収書が発行されない、ということ。

これは場合によっては、大きなデメリットになるかもしれませんね。まあ、自分の場合、健康保険料の領収書が必要になるケースは思いつかないのですが… 何かあるかな?

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(補足)

Pay-easyでも、領収書は発行されないのですが、Pay-easyはパソコンにも対応しており、パソコンで払込内容を示した画面を印刷しておけば、領収書代わりにはなります。

一方、モバイルレジはパソコンには対応しておらず、スマホや携帯電話(フィーチャーフォン)でしか支払えないので、その画面を印刷することが出来ません(と、思っていたのですが、この記事を書きながらよくよく考えてみると、スマホで払込完了時のスクリーンショットを撮っておけば、それが領収書代わりになるのかな??とも思ったり…)。

でもやはり、領収書が必要な人(あるいは必要になるかもしれない人)は、暑くても寒くても、いくら窓口が混んでいても、従来の納付場所(金融機関、役所、コンビニ)に出掛けて支払い、領収印をちゃんと貰っておいた方が良さそうですね。

このあたり、まだ紙での領収書を必要としている日本の社会と、デジタル技術とがうまく噛み合っていない感じがして、少々残念ではあります。

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