先日、NISA口座で<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドを購入しました。同ファンドの購入は今回が初めてとなります。
国内株式への投資については、TOPIX連動型上場投資信託(1306)をメインの投資対象としつつ、時々は個別株式も購入するというスタイルでこれまでのところやってきています。
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ただ、インデックス投資よりも個別株投資の方がどうしても面白く感じられ、最近はついつい個別株に偏りがちではありました。
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このまま個別株ばかりというのも、インデックス投資家としてはマズイかなということで、インデックス投資家としての初心にかえって、TOPIX連動型のETFか投信を買うことにしました。
北朝鮮の挑発行為のせいか、ここのところ相場は軟調。購入のタイミングとしてもそんなに悪くはなさそうです。さらに下がる可能性も高いような気もしますが、その時はお得意のナンピン買いで対応することにしましょうか。
これまでと同じように1306を購入しても良かったのですが、今回は個人投資家にも人気の<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドを購入することにしました。
以下は、インデックス投資家の皆様には今更説明する必要は無いでしょうけど、自分用のメモとして。
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの概要
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主として「ニッセイ国内株式インデックスマザーファンド」に投資することにより、TOPIX(配当込み)の動きに連動する投資成果をめざします。
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マザーファンドの運用は、ニッセイ基礎研究所※が独自に開発したモデルを利用します。なお、モデルについては継続的に評価、分析を行い、必要と判断した場合には、見直しを行うことがあります。
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※ニッセイ基礎研究所は、日本生命の創業100周年記念事業として1988年7月に設立されたニッセイグループのシンクタンクです。生命保険分野にとどまらず、国内外の経済・金融、資産運用、年金・福祉・雇用に至るまで幅広い分野で、中立公正な立場から基礎的かつ問題解決型の調査・研究を実施しております。
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組入業種では「電気機器」が1位
●データ
・純資産総額:99億3700万円(2017.9.5現在)
・組入上位10業種(マザーファンド)(2017.7末現在)
業 種 | 比率 |
電気機器 | 13.4% |
輸送用機器 | 8.7% |
情報・通信業 | 8.0% |
銀行業 | 7.7% |
化学 | 7.1% |
機械 | 5.2% |
小売業 | 4.6% |
食料品 | 4.6% |
医薬品 | 4.5% |
卸売業 | 4.4% |
・組入上位10銘柄(マザーファンド)(2017.7末現在)
銘 柄 | 比率 |
トヨタ自動車 | 3.2% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 2.2% |
日本電信電話 | 1.8% |
ソフトバンクグループ | 1.7% |
三井住友フィナンシャルグループ | 1.4% |
ソニー | 1.4% |
KDDI | 1.2% |
本田技研工業 | 1.2% |
みずほフィナンシャルグループ | 1.1% |
日本たばこ産業 | 1.0% |
上の表のとおり、業種では電気機器の比率が一番高いのですね。てっきり輸送用機器(自動車)が1位だと思っていたので、ちょっとびっくり。しかも1位の電気機器と2位の輸送用機器とは結構な差があります。
日本の電気機器メーカーは、サムスンやLGにやられてすっかり凋落したものとばかりと思っていましたが、電気機器は今でもまだまだ日本の基幹産業なんですね。
ETFとの比較
TOPIXに連動する金融商品として、これまで購入してきたTOPIX連動型上場投資信託(1306)の信託報酬は年率0.1188%(税込)。
一方、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの運用管理費用(信託報酬)は年率0.1944%(税込)。実質コストはこれにいくらかプラスされますが、それでも随分と安くなりましたね。
<参考:ザイ・オンライン 【2017年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ライキング!信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?【2017年6月16日時点】>
もちろんETFよりは高いのですが、購入・売却の際の手数料は無料。購入・売却時の手数料を考慮すれば、保有期間によっては、ETFよりも総コストが安くなるケースも出てくると思われます。
また、ETFと異なり、口数指定だけでなく金額指定でも購入・売却出来るのはけっこう便利です。NISA枠もきっちりと使うことが出来ますね。
ETFと比較した時のニッセイTOPIXインデックスファンドのメリットをまとめてみると以下のようなものでしょうか。
- 購入・売却の際の手数料が無料
- 金額指定の購入・売却が可能
- 分配金はファンド内で自動的に再投資される(分配金に課税されない)
一方、デメリットはやはり信託報酬が少しだけ高いことでしょうね。
これまでのNISA口座での購入履歴(2017年分)
さて、今年のNISA口座での購入は下記の通りです。
- 5月:ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 7月:VT
- 8月:ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 9月:ニッセイTOPIXインデックスファンド
<関連記事:米国ETFのVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)をNISA口座で追加購入>
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今年のNISA投資可能枠は残り40万円少々となりました。