2017年上半期の米国ETF配当金まとめ

今年の上半期も終わったので、保有している米国ETFから入金された今年上半期分の配当金のまとめ。

保有する各ETFの2017年上半期分の「1単位あたりの配当金額」について、昨年2016年上半期分と合わせて、表にしてみました。昨年と比べて、増えているのか、それとも減っているのか?

配当金が増加していけば、夢の不労所得生活も現実味を帯びてくるはず!

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米国ETFの1単位あたりの配当金額(2017上半期計)

米国ETFの1単位あたり配当金額(2016年および2017年の比較 上半期)(単位:US$

ティッカー 投資対象 2016年
上半期合計
2017年
上半期合計
増減
VT 全世界株 0.688 0.719 +4.5%
TOK 日本を除く先進国株 0.720794 0.931527 +29.2%
EFA 米国とカナダを除く先進国株 1.174823 1.061731 -9.6%
VTI 米国株 0.949 1.117 +17.7%
DVY 米国高配当株 1.304983 1.430413 +9.6%
VGK 欧州株 1.196 1.054 -11.9%
VWO 新興国株(韓国含まず) 0.28 0.324 +15.7%
EEM 新興国株(韓国含む) 0.265983 0.191711 -27.9%

配当金から見ると世界的には好景気が継続?

昨年2016年の同時期と比較して、増加率が最も大きいのは、TOKの+29.2%。一方、一番減少率が大きいのはEEMで、-27.9%となっています。

昨年と比べ増加しているのは、VT、TOK、VTI、DVY、VWOの5銘柄。減少しているのは、EFA、VGK、EEMの3銘柄。

全体的には、増加しているものの方が多いですね。全世界株を投資対象とするVTも増加しており、世界的には好景気が継続中ということでしょうか?欧州株はやや不調?。

個人的に興味深いのは、どちらも新興国株式を投資対象としているVWOとEEMで増減率に大きな違いがみられること。VWOが+15.7%という大きな増加率となっているのに、EEMは-27.9%という大きな減少率を示しています。

MSCIとFTSEで新興国の区分が異なっていた(今更ですが…)

なんでかな?と思って、VWOとEEMの違いを今更ながら調べてみたら、投資対象国に違いがありました。VWOが投資対象に韓国を含んでいないのに、EEMは韓国を含んでいます。

2012年秋にVWOが連動するベンチマークがMSCI(*1)からFTSE(*2)に変更になったことにより、韓国が投資対象から除外されていたようです(正しいインデックス投資家の皆様なら当然御存じの事でしたね)。

つまり、韓国の扱いはMSCIでは新興国だけど、FTSEでは先進国ということになる訳です。しかし、結構な額を投資しておきながら、重要な変更(しかも5年も前)に今まで気が付いていなかったとは、我ながら何ともノーテンキ。

これまでは会社員生活が忙しすぎて、いちいちチェックしているヒマがなかったということにしておきましょう。

それでも、何の問題もなく(ホントに?)やっていられるのが、インデックス投資の強みでしょう!?

(*1)MSCI:米国ニューヨークを本拠とする金融サービス企業。MSCIが算出する様々な株価指数は株式投資のベンチマークとして広く採用されている。

(*2)FTSE:英国ロンドンを本拠とする金融サービス企業。MSCIと同様、FTSEが算出する様々な株価指数は株式投資のベンチマークとして広く採用されている。

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