最近、ちょくちょく北の国から物騒なモノが発射されていますが、最終的な落としどころはどのようになるのか?
このままエスカレートしていくなら、円満解決に至るという訳には行かないかもしれませんね。
“黒電話”ヘアの人が正気かどうか、定かでないのも怖いところです。
米国は準備、着々
米国の「北爆」に関連して、日経ビジネスオンラインに、こんな記事(2017.8.3付)がありました。
米国は朝鮮半島有事に向けて準備着々のようです。
7月11日には在韓米軍の主力である陸軍第8軍の司令部の移転が終わっています。ソウルから、その南方80キロの平沢(ピョンテク)に移りました。
~中略~
北朝鮮の長距離砲や多連装ロケット砲の射程圏内から、多くの米軍兵士と家族が脱したことを意味します。米国は戦争を始めやすくなりました。
なお「最近、横田基地に大量のバラックが建てられた。朝鮮有事の際、韓国から退避した米軍関係者を収容するためだろう」と語る日本の専門家もいます。
ー 米国政府は自国民の北朝鮮旅行も禁止したとか。
鈴置:7月21日、北朝鮮への渡航禁止を発表しました。
~中略~
いざ戦争になった際、北朝鮮が米国人旅行者を「人間の盾」に使うのは確実だからです。
米国は新月前後の夜に戦争を開始する
そして、米国はこれまで湾岸戦争やイラク戦争では、新月前後の夜に戦争を開始しているとのこと。新月は満月の反対で完全に月が欠けた状態なので、月明かりがなく夜は真っ暗になりますね。
レーダーを駆使すれば、むしろ目立たない暗闇の方が攻撃しやすいということなのでしょう。
米国が戦争を開始するのは、真っ暗な新月前後の夜がほとんどです。
湾岸戦争の「砂漠の嵐」作戦(1991年1月17日開始)も、イラク戦争の「イラクの自由作戦」(2003年3月20日開始)もそうでした。
次回の新月は8月22日
ー 次の新月は?
鈴置:8月22日です。その前日の8月21日から米韓は合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」を始めます。
「演習を始めると見せかけて兵を集めておき、一気に攻撃してくるのではないか」と北朝鮮は疑っていることでしょう。「米国の先制攻撃」を牽制するため、6回目の核実験など新たな動きに出るかもしれません。
次の新月は8月22日とのこと。
ただ、今の状態のままで、いきなり米軍が先制攻撃を仕掛けるというのも考えにくいところです。現時点では、攻撃の”大義名分”となるような北朝鮮の行動を待っているのかもしれません。
“黒電話”氏もそんなことは分かっていて、今のところはその”一線”は超えないようにしているのでしょう。
今後の新月は?
8月22日が平穏に過ぎたとしても、ミサイル問題解決の目途が立たなければ、9月以降も新月前後の日は要注意ではないか?
ということで、国立天文台暦計算室で調べてみました。
・今後の新月
月日 | 時刻 |
8月22日 | 3:30 |
9月20日 | 14:30 |
10月20日 | 4:12 |
11月18日 | 20:42 |
12月18日 | 15:30 |
もし、本当に有事となれば、日本も北朝鮮からの攻撃対象となる可能性大で、まず真っ先に攻撃されるのは、米軍基地、自衛隊基地、そして首都東京でしょうか。
あるいは、攻撃にあわせて工作員が日本国内でテロを起こす可能性もあるかもしれません。
ただ、一民間人として特に出来ることはなさそうです。自己防衛としては、攻撃対象となりそうな重要施設には近づかない、人が集まるような所には行かないというくらいでしょうか。もともと混雑した場所は嫌いなので普段通りの生活でいいということですね。
今は外に出掛けても暑いし、ヒマなセミリタイア者としては、この機会にのんびり自宅で朝鮮半島のことでも勉強しましょうかね。