腕時計が”増殖”する理由

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(写真:CREDORウェブサイトより引用)

たまには趣味の話など。

以前の記事(40代で会社を辞めてセミリタイアするまで-1)のとおり、結婚後は浪費癖が改まり、さらに投資を始めたらコスト意識が強化されて、出費はますます削減傾向に。

そして現在は浪費癖はすっかり治癒したものと思っていたのですが、どうも腕時計に関しては違っていたようです。

年に数回、不定期ですが腕時計が欲しくなり買ってしまうことがあるのです。使っている時計を無くしたり、壊したわけでもないのに。

気が付けば手元には20本以上の腕時計

そして、気が付けば手元には既に20本以上の腕時計があります。手巻き、自動巻き、Kinetic、ソーラー電波、年差時計などなど。それでも、腕時計マニアやコレクターの方に比べれば、まだまだ序の口かもしれませんね。

そういったマニアの方々のブログをよく読んでいるのですが、その中でも一番スゴイのは、”腕時計、また買っちゃいました。”のkenichiさん。2017年4月17日の記事で、279本目の腕時計を紹介されてますが、所有されている本数はもっとずっと多くて、本人でさえ全体数は把握出来ていないようです。2004年のブログ開始時点で総数は700~900と記されていましたが、今はどんなことになっているのでしょうか?いやあ、トンデモナイ人です。

そんなトンデモナイ人に比べれば、私などは全然大したことはありませんが、それでもフツーの人から見ると多い方でしょう。妻に「また、時計買ったの?」と言われると何となく後ろめたい気持ちになってしまうことも。

もちろん自分のお金で、他に支障のない範囲で買っているのですが、買う理由を合理的に説明できない(と思っている)から後ろめたくなる?

クオーツ時計の維持費は高くない

今のところ、所有する時計の多くが数万円台、一番高額なものでも20万円ほどなので、金額的には総額でも100万円以下。クルマやバイクに凝ることを考えれば、安いものでしょう。また、オーバーホール費用が嵩む機械式よりも、比較的安価に維持できるクオーツの方が所有本数が多いので、今のところ維持費も大したことはありません。

とはいえ、時刻の確認のためだけなら、腕時計は1本あれば用は足りるはずなので、20本以上も持っているのはやはり合理的ではないような気もします。なんで次々と買っちゃうのか?時刻確認以外の目的があるから?

腕時計には、ムーブメントの形式、文字盤、針、ケースのデザインや材質、それから時計メーカー毎の特徴や歴史など、こだわり所がいろいろあって、そこが面白いのかもしれません。

クオーツ時計の技術が面白い

機械式時計も良いのですが、高精度の年差時計や、腕の振りで発電するKinetic、光で発電するソーラー、時刻修正用の電波を受信して自動的に時刻を修正する電波修正時計などクオーツ時計の様々な技術も興味深いものです。

最近なら、GPS衛星からの電波を利用して、自分がいるタイムゾーンを判断しタイムゾーンに合った時刻に自動的に修正するGPS時計もあります。

こういった様々な技術・機能を、比較的安価にしかも自分の腕に着けて身近に楽しむことが出来るというのもクオーツ腕時計の良いところですね。

そして、このような様々な技術・機能を全て網羅して搭載した時計は無いので、それらを体験するために複数のいろいろな腕時計が欲しくなってくる訳です。また、必要な機能は使う場所や環境によっても変わってくるので、場所や環境に合わせて相応しい時計を選ぶ楽しさもあります。

自分の腕の動きで発電できるKineticなら、突然電池が切れることがないから長期の旅行・出張に向いている、とか。電波修正時計は日本を含め先進国では便利で手間いらずだけど、時刻修正電波の届かない発展途上国に行くなら、電波に頼らず自力で高精度な年差時計の方が良い、とか。

あるいは、機械式ならシンプルな手巻きが普段使いには使いやすくて好きだけど、一応クロノグラフも1本くらいは押さえておきたい、という理由で買ってしまったことも。

それから、腕時計にはデザインや材質でも多様性があり、これもまた1本だけでそれらを網羅することは出来ません。例えば、フォーマル用としては、白文字盤、2針か3針で黒革ベルトというのが定番。一方、普段使いには、革ベルトより金属ブレスの方が耐久性があって良いし、より軽い方がいいなら、ステンレスではなくチタンのケースやベルトを選択することになります。

日付表示だけでなく曜日表示の時計もあると便利だし、逆にシンプルですっきりしたノンデイトも捨てがたい…と。

また、ダイバーズウォッチならやはりSEIKOだし、ソーラー電波ならCITIZEN、ちょっと変わった機械式ならORIENTが面白い、気軽に使うならCASIOのG-SHOCKが良い、といった具合にメーカー毎の特色もあります。

ということで、新たに購入する理由はいくらでも思いついてしまいます。これでは本数がどんどん増えていく訳です。

また、腕時計は保管スペースをそれほど必要としないので、購入後の置き場所に困らないというのも、購入を躊躇しなくていい理由になるかもしれません。ただ、上記のkenichiさんのように極端に本数が多いとそういう訳には行きませんが。

腕時計収集はセミリタイア生活向きの趣味(ただし、高額機械式は除く)

腕時計収集は、維持費が少々掛かるとはいえ、クルマやバイクに比べればずっと安いものだし、広大な保管スペースを必要とするわけではないし、低収入のセミリタイア生活には向いた趣味と言えるでしょう(ただし、高額な機械式は除く)。

しかし、20本を超えてくると、中には1年に一度も着けない時計も出てきてしまいます。これ以上増やしても良いものかどうか、ちょっと考えてしまうところではあります。

自由な時間の少ない会社員にとっても、腕時計は勤務中でも身に着けられて手頃に楽しめる趣味になるでしょう。ただ、高額な機械式時計は購入費用だけでなく、購入後に掛かる維持費も検討の上で購入されないと、数年ごとに掛かる維持費用に驚かされることになるかもしれません。

本当に機械式時計は一生モノ?

機械式時計は一生モノ、という言い方をよくしますが、それはあくまでも高額な維持費を負担し続けられる財力の裏付けがあってのこと。定期的にオーバーホールをしなければ、精度が低下し、いずれ時計としては使い物にならなくなってしまいます。

仕事ストレスの反動で身の丈に合わない高額機械式を衝動買いしてしまって、リタイア計画に支障を及ぼさないように、早期リタイア志望者の方はお気を付けください。

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