セミリタイアは自由な時間が大幅に増え、ストレスは大幅に減るという実感

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自由な時間の増大

セミリタイアした最大の目的は自由に使える時間を増やすことでした。そして、会社員を辞めて、想定通り自由な時間は大幅に増加しました。

3年も前からやろうと思っていたのに始められなかったブログを始められたのも、妻にほぼ完全に任せっきりだった家事を(少しですが)手伝えるようになったのも、また子供の勉強をじっくりと見てあげられるようになったのも、自由な時間が増えたおかげです。

夕方3時に妻と一緒に食材の買い出し、4時からは夕食の準備、5時には風呂、6時過ぎから家族全員で食卓を囲み、7時過ぎには子供の宿題を見てあげる。ごくごく平凡で特に面白味のないセミリタイアの日常ではありますが、時間に追われることなく、ゆっくりと家族と過ごすことが出来て、今のところ十分に満足しています。

ストレスの減少

会社員を辞めたことで、もう一つ大きなメリットがありました。会社員時代は、仕事から解放されたはずの週末はもちろんお盆や正月等の長期休暇中でさえも、いつも頭の片隅には何かしら仕事関係の心配事がありましたが、それがほぼ無くなったことです。

会社員時代はどんな時でも、仕事上の心配事は絶対に頭から消え去ることはなく、ストレスの大きな要因となっていました。たとえ、大きなプロジェクトを無事に完了させた直後でも、既に次に携わる業務についてあれこれと心配し始めていました。

これらをストレスと感じないで、次から次へと関わる仕事を楽しめるタイプの人もいるのかもしれません。仕事自体にはやりがいもあり、自分自身の成長につながる部分もありましたが、自分はそこまで楽しんでやることは出来ませんでした。会社員の仕事は自分の裁量だけでは決められない部分が多いことも、大きなストレスを感じる一つの要因になっていました。

このストレスがあると、たとえ勤務時間外であっても何をやっていても100%心から楽しむということが難しくなります。今は、ずっと頭に載っていた重石が取り除かれた気分です。この解放感は何物にも代えがたいものがあります。

自由の代償

ただ、一定の収入を得ていた仕事を辞めてセミリタイアしたことで、会社員時代と比べればお金に関する不安は大きくなりました。しかし、これは自由な時間を獲得するための代償と考えるべきでしょう。何事も良いとこ取りは難しいし、リターンを得るためにはそれなりのリスクを負担する必要があります。

資産運用にも通じることですが、応分のリスクを負担することの覚悟もなくリターンだけを得ようとする考え方は、大抵の場合、良い結果をもたらさないものだと思います。この不安は他者に自分の時間をコントロールされない自由を獲得するための代償であると前向きに考えていきたいと思います。

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