国民年金の付加保険料を前納して、国民年金基金についても調べてみた

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国民年金”支払派”(とりあえず)

国民年金の支払いに関しては、早期リタイア諸先輩のブログを拝見するところ、”免除派”と”支払派”との二大派閥(まあ、もともと2つしかないか)に分かれるようですが、私はとりあえず”支払派”の一員としてやっていくことにしたのは先の記事の通りです。

年金財政が逼迫している折、年金に期待するより保険料相当分を自分で運用した方が良いという気もしないではありませんが、いよいよ年金が怪しくなってきたら、その時にまた改めて検討することにしましょう。

その支払いについては、先の記事の通りPay-easy(ペイジー)を利用して一括前納した訳ですが、22か月分前納の場合、1月ごとに支払う場合と比べると、3%あまり割引になったようです。

国民年金の付加年保険料も支払うことにしました

そこで、ついでに国民年金の付加保険料についても、同様に22か月分を前納することにしました。年金事務所に問い合わせると、1月ごとの支払いなら計8,800円(1月当たり400円)となるのが、22か月分前納で8,500円になるとのこと。こちらも3%あまり割引になります。

そもそも付加保険料とは

日本年金機構によれば、通常の国民年金保険料のほかに400円/月を上乗せして支払うと、「200円×付加保険料納付月数」の付加年金が通常の国民年金に付加されるとのこと。”付加保険料を納めた分は、2年間でモトが取れます!”という触れ込みのようですね(*初稿では、2年払えば元が取れると記していましたが間違いなので訂正しました。失礼しました)。

仮に今後10年(120か月)間、付加保険料を支払うと、年間で24,000円の付加年金が付加されることになります。

例)10年支払った場合

  • 付加年金額:200円×120月=24,000円
  • 支払い額:400円×120月=48,000円

支払年数に関わらず、支払い額は2年間の付加年金額に相当することになります。支払うからには少なくとも2年以上は受け取れるように長生きして元をしっかり取りたいところです。

付加保険料を納めていても国民年金基金に加入できる?

ということで、付加保険料もPay-easy(ペイジー)を利用して自宅でサクッと支払ったわけですが、そういえば、優香のCMでお馴染みの国民年金基金というのもあったなと思い出して、早速ネットで調べてみました。

すると、国民年金基金に加入する最大のメリットは掛金が全額所得控除になることのようで、私のような低収入のセミリタイア者が加入する意味はほぼ無さそうだということが分かりました。今後、万が一高収入になった暁には加入を検討することにしましょうか。

なお、国民年金基金の給付には付加年金相当が含まれているそうで、付加年金の二重加入を防ぐため、付加保険料を納めている人が加入する場合は、付加保険料を辞める旨の手続きを取る必要があるとのこと。詳しくはこちら

国民年金基金に加入中は、付加保険料を納めることはできません。
基金の1口目の給付は、国民年金の付加年金相当が含まれていますので、付加年金の二重加入を防ぐため、付加保険料を納付されている方が基金に加入される際には、市区町村役場で、付加保険料を辞める旨のお手続きをお取りください。

とまあ、こういうことなどを調べるためにネットを徘徊していると、ヒマなはずのセミリタイア生活の1日はあっという間に過ぎてしまうのでした。まあ、ヒマでなければやってられませんが。

しかし、一昔前?なら、年金の件に限らず、役所に問い合わせしたり図書館や書店をハシゴして調べないと分からなかったようなことでも、今なら自宅で簡単に調べられるのは本当に便利。生まれた時からネットが使える環境で育った若い人達には、このありがたみは実感できないかもしれませんね。

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