最近、月に3回ほど歯医者に通っています。
歯医者に通いはじめたのは、セミリタイア生活の開始とほぼ同時。以前治療した歯が欠けてしまったので、それを修復してもらうのが当初の目的でした。
欠けた歯の治療はすぐに終わりましたが、これまでの治療済み箇所のうち経年劣化のせいで不具合が生じているところが複数あるとのこと。「歯ぐきの状態は良いですね」と歯医者さんからは褒められたのですが。
セミリタイア生活の強みを活かして、徹底的に治療する
この際、せっかくなので不具合のある箇所を全て徹底的に治療してもらうことにしました。会社員時代であれば、歯医者に行く時間を確保するのに苦労していたのですが、そこは余裕のあるセミリタイア生活の強みで、時間はかなり融通がききます。
現在、通い始めて3か月あまり。これまでの通院回数は10回以上になりますが、今まで治療が完了したのはまだ2本。今後治療する予定の歯が2本あるので、単純計算では、あと10回以上通院しなければいけません。
もし、会社員のままだったら、全ての治療を終える前に繁忙期になったり、あるいは出張が入ったりして、治療が中断されてしまう可能性が高かったでしょうね。出張、特に海外の長期出張があると数か月間はほとんど身動きが取れなくなってしまいます。前職の同業者には歯の状態が悪そうな人がチラホラいました。仕事にかまけて歯医者に行かないでいると、状態は悪化する一方です。
歯痛の思い出
歯ではイタイ思い出があります。
会社員時代、仕事で発展途上国にしばらく滞在していたことがありました。滞在期間の半ばも過ぎたある日、奥歯が痛み始めました。痛みはかなりひどくて夜も眠れなくなるほど。以前から気にはなっていたものの、仕事が忙しく放置していた虫歯が進行していたのでした。
滞在していたのはマトモな歯医者など到底期待出来ないような所。下手な治療をされて、最悪の場合HIVなど厄介な病気をうつされても困ります。仕方が無いので、翌朝町の薬局で痛み止めを購入し、それから帰国までの長い日々を痛み止めで何とかやり過ごすしかありませんでした。
現在、使用中のデンタルケア用品
そんなこともあり、それ以降は歯のケアにはかなり気を使うようになりました。電動歯ブラシが良いと聞き、その頃から使っているのが、フィリップスHX6520/50。下記はその後継モデルです。
電動歯ブラシは”手動”と比べると、短時間の使用でも段違いに歯がツルツルになります。歯垢が取れていることが実感できますね。手動で歯垢を完全に取ろうとすると力を入れ過ぎて歯ぐきをいためるかも。
それから、口腔洗浄器は、某炎上ブロガーも推薦していたこちらを使っています。
確かに評判通り、歯間がスッキリ、サッパリします。ただ、設置スペースが結構必要です。自宅の狭い洗面所には常時設置しておく場所がありません。
従って、使用するたびに保管場所から取り出し電源プラグをコンセントに差し込みタンクに水を入れたりする作業がかなり面倒くさいのです。個人的にはこれが唯一の難点。
電動歯ブラシと口腔洗浄器以外には、歯間ブラシ(あるいはデンタルフロス)や歯石とりも併用しています。
歯石とりは、たまに使うと歯間にこびりついていた歯石がきれいに取れてスッキリします。あまり力を入れると歯ぐきを傷めることがあるので要注意ですが…
自宅で出来るデンタルケアとしてはこれくらいが限界かな?
「歯ぐきの状態は良いですね」と歯医者さんから褒められたのは、これらの道具を使っていたからでしょう。
『歯はみがいてはいけない』という本でも、歯間ブラシやデンタルフロスで歯垢を除去することの重要性が述べられています。